F1 2021年シーズン チーム&ドライバー紹介 ~メルセデスPUチーム編~
二月も中旬になり例年なら「あ、そろそろオフシーズンテストか始まるな」とか「今年の新車は?」とかなるところですが、今年はこのコロナ渦の中なので例年通りではなさそうですが、ドライバーラインナップは全員決まったので早速(個人的主観で)紹介していきます。第一弾はメルセデスPU勢です。
メルセデスAMG・ペトロナス・F1チーム
2014年から2020年まで7年連続でコンストラクターズタイトルを獲得している、いわゆる「常勝チーム」。あまりにも勝ちすぎるので「はいはいメルセデス」だとか表彰式のたびにドイツ国家が流れるので「F1公式テーマソング」だとか言われるように。毎年他チームを圧倒しても手を緩めることのないのが強さの主な要因だと思います。(突発事態には弱いけどhttps://youtu.be/l4IOYEuJxvk?t=204)
No.44 ルイス・ハミルトン
泣く子も黙る七度のワールドチャンピオン。とにかくシーズンを通して強く安定しているドライバーです。2014年以降のハイブリット時代でチャンピオンを逃したのはたった一回というここ最近すげー奴。
チートか?
最近は反人種差別を訴えるBlack Lives Matter(訳.白人ばかりではなく、黒人の命も重要だ)運動を積極的に行い、世界を取り巻く人種差別に立ち向かっています。レース前にこの運動の象徴ともいえる行為である片膝をつく姿勢をほかのドライバーたちと行っています。
ちなみにヴィーガン(菜食主義)らしいです。愛犬にも肉を与えてないそうで
No.77 バルテリ・ボッタス
顔がいかつい人。2017年から所属しているものの未だチャンピオンは取れないどころか、未勝利のシーズンがあったりとなかなかの苦労人。別に遅いわけでもなく、メルセデスの前に所属していたウィリアムズではかなり光る走りをしていました。
2021年こそは打倒ルイスに燃えているはずです(頼むから燃えてくれ)
さて、彼を語る上で外せないのが
麺屋ぼったす。別に彼がラーメン好きというわけではなくただただラーメン屋の店主に風貌が似てるからっていうだけです。(そういえば麺系苦手って聞いたような聞いてないような)
マクラーレンF1チーム
多分F1そんなに知らない人でも聞いたことがあるチームの一つ。1980年後半あたりで勝ちまくったマクラーレンホンダはアイルトンセナと合わせて社会現象にもなったそうです。この辺りは当時の方々が熱く語ってくれるでしょう。(2015~2017?みんな忘れてるでしょ)
昨年までルノーPUを搭載していましたが、今年からメルセデスPUを搭載しマクラーレン・メルセデスとなりこれまた懐かしの組み合わせ(当時はメルセデスのワークスとしてですが)。
2018年までかなり成績が低迷していましたが去年ではコンストラクターズランキング三位と大健闘。さらなる復活に期待です
No.3 ダニエル・リカルド
昨年までルノーに所属していた笑顔が素敵なナイスガイ。ちなみにルノーの前はレッドブルに所属していました。
最近見始めた人に簡単に説明するならレッドブル時代は現在最強ドライバーとも評される、フェルスタッペン選手とバチバチに争っていたっていうとその実力が分かると思います(ブレーキングの技術ならリカルド選手が多分現役最強。注目してみてください)。
彼は速いのは素敵なのですが、表彰台に登るとシューイ(気になる人は自分で調べてください)をしてしまうのが難点です。オーストラリアの伝統らしいですが。
No.4 ランド・ノリス
マクラーレン生え抜きの21歳。TwitterやInstagramに自作のおもしろ動画を上げたり、ゲーム配信をしたりとこれまでのF1ドライバーとは大きく違うSNSの使い方をすることでドライバーが身近に感じるようになりました(そのためファンが多い)。
ドライバーとしてはデビューイヤーから抜群の速さと安定感を誇り、当時のチームメイトだったサインツ選手に引けを取らない走りをしていました。2020年シーズンには表彰台にも登っています。
ちなみにお寿司が苦手らしいです。おなかを壊したり匂いでむせたりする...とのことですが。
アストンマーティンF1
「あれ?アストンマーティンってあの007とかのやつ?」
はい。そうです。昨年までレーシング・ポイントとして活躍していたチームがアストンマーティンとしてF1に参戦することになりました。このおかげでWECワークス活動が終わったけど。
去年まではメルセデスのマシンをパクったマシンが大当たりし物議を醸しましたが、今年は昨年マシンがベースとなるので好成績が期待できます。
No.5 セバスチャン・ベッテル
昨年までフェラーリに所属していた四度のワールドチャンピオンが今期から加入。チームとしてもトップチーム在籍経験があり、チャンピオン経験者のベッテル選手の加入は大きな躍進の起爆剤になるかもしれません。
ただ、昨年の成績はフェラーリの低迷もあり昨年まで所属していたペレス選手よりも下なので疑問に思うファンもいますが、いい意味で裏切ってほしいところです。
髪がジェイソンステイサムみたいになってきたのは触れないであげて
No.18 ランス・ストロール
個人的デビュー前とデビューした後のギャップがすごいドライバー第一位。デビュー前はペイドライバーだとかお坊ちゃまだとか(親父さんが大富豪かつ現アストンマーティンF1のオーナーだったり)言われてましたが、その走りは一級品。なんだかんだ複数回表彰台に登ったり、昨年は雨の滑りやすい路面の中ポールポジションを獲得しました。
今年からチームメイトになったベッテル選手の経験と技術を吸収し、さらに素晴らしいドライバーになるのではと期待しています。
ウィリアムズF1
ウィリアムズもマクラーレンと同じく老舗の名門F1チームです。ナイジェル・マンセル等が活躍していた時代...の話はマクラーレンホンダについて語れる人に聞いてください。昨年の前半までは文字通りフランク・ウィリアムズと娘のクレアのウィリアムズ一家のチームでしたが、ついにアメリカの投資会社に買収されました。しかし、運営が変わっただけで本拠地も変わらずウィリアムズ一家とは良好な関係を保っているそうです。
ちなみに昨年はコンストラクターズノーポイントという不名誉な記録を生み出し最下位に。今期の躍進が望まれます。
No.6 ニコラス・ラティフィ
恐らく昨年最も影が薄かった(失礼)ドライバー。チームメイトのラッセル選手に予選で一度も勝てませんでしたが、決勝ではポイント圏内まであと少しの11位に入ったりと粘り強さはあります。
彼のレースキャリアを振り返ってみると、F2も4年目で大活躍(ランキング2位)したりしているのでこれからの走りに期待です。
No.63 ジョージ・ラッセル
メルセデス育成ドライバーでハミルトン選手引退後のシートに座る最有力候補ともいわれています。
マクラーレンのノリス選手、2020年シーズンレッドブルで走ったアルボン選手など強豪ひしめき合う2018年F2シーズンのチャンピオンです(しかも大差をつけている)。
もちろんその実力は本物で2020年サクヒールGPでハミルトン選手の代役としてメルセデスから参戦し、その際にボッタス選手に予選で敗北するまで対チームメイト予選連勝記録『36』でした(それでもボッタス選手の0.026秒落ち)。ただ、決勝になると不運に襲われることが多いので今年こそいい風が吹いてくれることを願っています。
ちなみにウィリアムズに自身をパワーポイントでプレゼンし、シートを獲得しただとか。
ちなみに次回はフェラーリPU組を予定しています